大分の大規模火災 仮住まい決まった被災者は「うれしい」と安堵 地元の小学生は市に善意を届ける 

2025年12月19日 19:00更新

大分県大分市佐賀関の大規模火災のニュースです。

 

 

市営住宅の2回目の募集で仮住まいが決まった被災者について、部屋への入居が19日から可能になりました。

 

 

 

大分市佐賀関の火災現場からおよそ1キロ離れた市営住宅への入居が決まったのは橋本れい子さん76歳です。

 

 

夫と2人で暮らしていた自宅が全焼し、今は兄の家に身を寄せています。

 

 

1回目では希望した市営住宅には入居できませんでしたが、今回2回目の募集で仮住まいが決まって安堵しています。

 

 

◆橋本れい子さん

 

「うれしい。やっとお父さんとゆっくりできる。きょうみんな(部屋が)決まったからみんなよかったな、よかったなと言って喜びの声だった」

 

 

橋本さんは準備を進め。近くこの部屋での暮らしを始める予定です。

 

 

市営住宅の2回目の募集では11世帯の入居が決まっています。

 

 

また、19日夕方、地元の佐賀関小学校の児童が手作りの募金箱で募った義援金を大分市に贈りました。

 

 

全校児童で制作した募金箱は佐賀関の道の駅やコンビニなど11か所に設置され、多くの善意が寄せられたということです。

 

 

 

 

 

◆4年生

 

「被災した人たちが早く佐賀関で過ごせるようにと思って作った」

 

 

◆6年生

 

「住む家が早く建つように(使ってほしい)」

 

 

この義援金は今後、被災者に届けられます。

 

 

これまでに市や県に寄せられた義援金を受け取るための申請の受け付けは、19日から避難所内にあるサポートセンターなどで始まっています。

 

 

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